こんにちは、イラストレーターの茶谷順子です。
ギャラリー銀座で11/7から12日まで「愛を込めて」という個展をしていました。そこで飾っていた作品を紹介しています。
その18「彩り」
だんだんと、心の中に、色が満ちてくる。
徐々に、幾重にも。
この絵は、真ん中の二人を囲むように、いろんな色が置かれています。
この意味はどういう意味なの?と聞かれました。
お互いが、抱き合いながら、最初はシンプルな気持ちに包まれます。
あったかいとか、嬉しいとか。
最初は、一コマ目のほんの少しの色味です。
そしてだんだん、心に灯がともるように、あったかい気持ちが出てきて、互いへの想いとか、今までのこととか、今の瞬間とか、これからのこと、きっといろんな気持ちが心に芽生えていくんじゃあないかな。
って思いながら、気持ちの移り変わりを、こんな風に描いたんです。
だから、もしかしたら、途中の段階の方が好きな人もいるかもしれません。
色は満ちているけど、不安もこの絵の中には混じっています。でもあったかい気持ちもたくさんです。
どんな色を作っていくのかは、二人の気持ち次第。
でも、最後悲しいのは嫌だなと思ってつい、色を多めにしてしまった。
こちらの作品は、ご購入済みです。
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