イラストレーターの茶谷順子です。
私は、もうずっとゲルマーカーを愛用しています。
「これは何で描いてるんですか? クレヨン? パステル?」
「いえ、ゲルマーカーです」
「ゲルマーカー?どんなものなの?」と毎回聞かれます。
今回のイベントでもかなり聞かれました。まだまだ浸透してないのが悔しくてなりません。
でも、自分だけがこの幸せを知っていると思うと、優越感にも浸れます。
溶けかけのチョコレートみたいな。口紅みたいななめらかさ。
これがそのゲルマーカーです。もう少しメタリックカラーなども含めると色数は多いですが、私はこの数でやってます。
はあ、可愛い。この丸みのある形状も持ちやすくて疲れません。
これに出会うまでは、ずっとアクリルガッシュで描いてました。でも、ある時、ふと立ち寄った画材屋さんでお手ごろ価格だったのもあり、軽い気持ちで6色セットを購入してから、すっかりすっかり虜になり、今日までず〜〜〜〜っとお世話になっております。
本体とリフィル。
そう、リフィルがあるんですよ、これは!短くなって、ポキっと折れて使いにくくなることもなく、しかも付け替えてまた新品同様に使えるんです。
だからず〜っと描きやすいまま描き続けられるんです。
難点はなめらかすぎて、どんどん描きすぎちゃうところ。描く楽しさを最高に満喫できると思っています。
子供の頃みたいに、のびのび描きたい。
思い出しました。
3年前かな?奈良のカフェで展示をした時、ゲルマーカーでお絵描き体験の会を開催しました。
「夢を描いてみよう。」というテーマで自由に絵を描いて、皆で発表するやつ。
理由は、私が技術指導する自信がなかったから。笑
真面目に上手に何かを描く時間ではなかったんです。でも、なんかすご〜く楽しかった。皆でワイワイ言いながら初めて、最後は皆真剣に描いてるの。
図画工作の時間みたいで、楽しかったですね。浅香さん!そのあとで、皆の夢を聞くのも面白かったです。
そんな気持ちで、また描きます。
ずっと私は、周りの皆に応援してもらって、今日まで作品を発表し続けてこれました。
でも、このゲルマーカーに出会ってなかったら、続けらてたかどうかわかりません。
それくらい、優しくて、想像力を手助けしてくれる相棒です。
私はゲルマーカーと、作ってくれた人たちと、いつも在庫を切らさない画材屋さんに心から感謝しています。
私の絵を見て、優しいと言ってくれるのは、半分はこの画材のおかげだと思っています。
この2つの助けを借りて、6月の個展の準備を始めます!楽しみです〜〜〜!どんなになるんだろう。
まだまだこれから準備を進めていくので、また皆さんにアイデアを聞かせてもらいたいです。
どうぞ、お楽しみに&よろしくお願いします。