こんにちは、茶谷順子です。今日は、コーヒートリオの楽屋裏 ボヤキ編です。
ヒソヒソヒソ。小さく聞こえてくるこの声。なんだろう?
スヤ子さんが大好きな二度寝を堪能してるとき、何か小声でお話ししてるみたい。耳をそばだててみたら。。。
プレス「プレス用に挽いてくださいって頼むとさ、かなりの確率で『コーヒーお好きなんですね。』って言われるんだよねー。参っちゃうな。」
順太「そうだよねー。僕はその時ちょっとだけ誇らしい気分になるんだよね。」
プレス「え〜、僕は半々かな。だって、そのあと器具の形状や、挽き具合を数回確認されたり、先輩に業務用マシンの前で相談してるんだもの。ちゃんと挽いてもらえるのか心配になっちゃう。」
順太「そっか〜。確かに、『普段はドリップ用の方が殆どなんですよ』って、言われたこともあるなあ。」
プレス「でしょ〜。だけど、お店にも並んでる器具だし、知っておいてほしいし、スムーズに挽いてほしいよ。俺、まだまだだなって、ちょっと自信なくしちゃう。」
シュガー「繊細で儚げなんだね。プレス君は」
お米と同じように、たくさんの手間がかかってるお豆たち。
スヤ子(起きた)「皆、おはよう。私はさあ、袋詰めが超適当だった時が、やだなぁ。」
シュガー「あ、おはよう!…船橋のあだちコーヒーさんはシーラーで密封してくれたから違うよね。例えばどんな時のこと?」
スヤ子「えっと、留め金をきちんと閉め切れてなくて、その場でコーヒーがこぼれだしそうな時もあったよ。鞄の中で粉がこぼれそうで閉め直したの。」
「粉を引くと静電気で袋の内部で側面にへばりつきやすいんだけど、そのまま閉めたせいで、閉めた形もいびつなまま渡されたこともあったな。開けて、トントンって下まで落として閉め直しちゃった。ちょっとコーヒー粉がかわいそうに思えたんだよね。」
プレス「そうなんだ。店員さんなら、簡単にできそうな気もするんだけど、難しいのかな?」
シュガー「最近買った粉はね、袋の裏にラベルを貼られてたよ。貼る位置が変わったのかと思ったけど、怪しいな 笑」
順太「スヤ子は、昔働いてたんだから厳しくその場で指摘したらいいのに〜『私はブラックエプロンなのよ!とか言いながら』(悪い顔)」
スヤ子「(苦笑)私が手元で直せちゃうから言う気も特にないんだ。それにいろんなお店での出来事だし、コーヒーはメイン商品じゃないんだなって思うの。だけどね。。。」
シュガー「けど?」
スヤ子 「コーヒーが粗末に扱われてる気がして、悲しくなっちゃう。すごく遠い国から旅をして、ここまで来たのにさ。わたし達は楽しみに買うのにさ。器具達も頑張るぞー!って思って家で待ってるのにね」
順太「そうだね、美味しいコーヒーが手軽に買えるようになったのはいいこと!でも、テキトーに扱っていいわけじゃないよね。スヤ子、ここはやっぱり……、ん?」
プレス「言いたいこと言って、二度寝しちゃった 笑」
やれやれですね。本編「コーヒーはどこで育つのかな?」でも紹介しましたが、本当にコーヒーは遠い国で生まれ、多くの人々が手間隙かけて育てて日本に届いた作物。大事に、正しく扱ってほしいな。
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