こんばんは!イラストレーターの茶谷順子です。
このコーナーは、イラストを交えてコーヒーをもっと楽しむヒントを書いています。
今回は計量スプーンについて。小ネタの回です。
測るのと混ぜるの同じスプーンで良いじゃん!と思う方は、インスタントコーヒー愛飲者だからだと推測します。確かに、説明書きには「ティースプーンでおよそ山盛り2杯」とか書いてあたりもしますもんね。
レギュラーコーヒーの計量スプーンと、普通のスプーン(ティースプーン)は違います。粉だけならいいのですが、豆を測るときはやっぱり計量スプーンが使いやすいですね。
どんなのがあるのか、メリットとともに代表的な3種類をご紹介します。
意外とバリエーション豊富。キッチングッズの中で眠っているかも?
左から、半円の丸底。平らな四角。三角錐型。よく見かけるものを書きました。素材はステンレス製。陶器製。プラスチック製。どれもきちんと測れるのは同じです。
計量スプーンには、大抵グラム数が書かれていますので、事前に確認しておくと良いです。プレスなどは1杯10グラムだけど、ペーパードリップは1杯なら7グラム。いやうちの推奨は15グラムだ!などと、ばらつきがあります。
ペーパードリップの場合は、杯数増えると少しずつ割り引いた量で入れますよね。単純に1杯だから1スクープ。ではないことも多いので、そんな時容量を把握しておくとスムーズです。
それぞれの特徴と利点を見てきましょう。
ちょっと大きめ。それには訳があるんですね。
1つ目。
【ステンレスで柄の長いタイプ】
深い瓶や袋の底の粉もすくいやすい。すり切りで測りやすいように半円形になってるのも嬉しい。割れない。
作業がしやすい。柄が長いので、袋の中に手を入れずに済むから手が汚れない。
ちょっとお値段お高め。といっても、流行などに関わらないアイテムなので、1本あると重宝します。
高くなくても充分使える。自然と味が安定します。
2つ目。
【柄の短いタイプ】
だから容器に余裕がなくても収まりやすい。陶器のほか、プラスチック製など素材は様々。コロンとした形状なので袋でも瓶の中でも問題なし。見つけやすい、明るい色合いのものもあります。
3つ目。
【プラスチックの、やや長いスプーン】
なんと言ってもお安い。超お手頃価格。2桁台で買えた気がします。
でも、きちんと測れるからこれを使ってる方は結構多いと思います。
形は、円錐形のほか、楕円のものもあります。容量は形状によって変わります。カリタやメリタなどのペーパーフィルターと一緒に置かれてることも多いです。
弱点は、他のと比べると華奢なこと。山盛りの粉にグイグイ差し込むと折れちゃうから注意しましょう!
知らず知らず、宝の持ち腐れにならないように。
いかがでしたか?計量スプーン。あ、なんかもらったコーヒーの中に入ってたかも。昔、買ったけど使ってないや。という方もいるのではないでしょうか?
計量ってお料理の時も、目分量でやってたけど使ってみれば、意外と仕事はかどるし、使いすぎも防げますよね。
ぜひ、一番最初の小道具として、活躍させていただきたいな。
ちなみに私は、2つ目と3つ目の間のような長さのスプーンを使ってます。プレスを買ったら付属してあったのです。昔のは10g、新しいのは7gと何故か量が違うので用途に合わせて使い分けてます。
ティースプーンと違って、このくらいかな?と心配しなくていいので楽です!勿論前回のキッチンスケールでも良いですよ!
というわけで、小ネタなのに結構熱く語ってしまいました。次回をお楽しみに〜。
コメントをお書きください