こんにちは!茶谷順子です。このブログは、コーヒーをもっと気軽に楽しんでもらうための事柄をイラストを交えながら紹介してます!
今回は、業務用の電動ドリップマシンについてご紹介しまーす!いつものように前・後編に分けました。
コーヒー屋さんに行くと、ドリップだけはすぐ出てくるのは何でだろうって思いませんでしたか?
それは大量にまとめて抽出し、美味しさを損なわない電動マシンがあるからです。水道につながっている給湯機能と、保温プレートのおかげ。メーカーによって違いはあると思いますので、概要として読んでもらえたら嬉しいです(^^)
構造を確認! ハンドドリップと同じ流れだね。
だいたいこんな感じですかね。タンク、アーン、ビーカーと呼ばれる部分はいろんな形状があります。それによって機能やお値段も変わることでしょう。
家庭用マシンの最大の違いは、給水と保温が常に稼働してるというところ。
もちろんONとOFFは手動だけど、指1本押すだけでOK。計量不要。あらかじめ決めておいた量のお湯が出る仕組みになっています。しかもお湯が出るんですよ!湯沸かしする時間も不要。はぁ、なんて便利なんでしょう!
上から順に見てみよう。
では、イラストを上から順に見ていきましょう。
青色部分 操作ボタンや、液晶パネル。抽出量や抽出状態をここで確認できます。スタートするときもこのボタンを押すだけ。
緑色部分 黄色部分 シャワーヘッドと、バスケット。これがペーパードリップのフィルターとドリッパーの役目を果たしています。大きいですね!帽子みたいな大きさです。
よくスーパーで売られてるコーヒーは1袋200g、あれをまるまる一気に落とせる機種もあります。
大きいので円錐ではなく、底が平たくなってます。満遍なくお湯が当たり美味しいコーヒーを淹れられるのです。
バスケットを外した真上に見えるのがシャワーヘッド。ここからお湯が落ちてきてコーヒーを抽出していきます。やかんが上にひっついてるようなかんじですね。
そして、この平底バスケットの下にある1つの穴から抽出されます。約5分で8杯程度は抽出されます。この辺は機種によってばらつくと思います。
朝の忙しい時間、お昼のピークタイムに付きっ切りでこの作業をするのはなかなか大変なので、どれだけ力強い味方かお分かりいただけてきたかしら。
生まれたのは、アメリカです。
このマシンはアメリカで考案されたそうです。「コーヒー小辞典/伊藤博 著」(柴田書店)では、蛇口付きコーヒー沸かしと訳されていました。
この本にはコーヒーアーンという名で掲載されていますが、検索ではブリューアーの方がヒットしました。
今はどこに行っても電気式ですが、ガス式もあったんですって。上に粉を入れて、熱湯を注ぎ、蛇口をひねればコーヒーが飲めます。皆で集まって、コーヒーまとめて欲しい時なんか、本当にありがたいですよね。
次回は下のタンク部分について、解説していきます。どうぞお楽しみに〜。