こんにちは、茶谷順子です。イラストと文章で、コーヒーの楽しみ方をランダムに紹介するブログ、第22回目へようこそ〜。
今回は、カプセル型コーヒーマシン(前編)構造です。
CMではやけにおしゃれな雰囲気を醸し出しまくっているあの器具です。
カプセルを入れてるだけなのに、なぜあんなおしゃれ感が出るのかは不明です。
おしゃれさだけでなく、とっても合理的にできているこの機械の良さを、ぜひ知っていただきたいな!
CMやスーパーで見て知ってる!でも、ごつくて難しそう。
今回は「ネスプレッソ」という機械をモデルにして紹介します。(自分が使ってたから。)
コーヒーしか淹れられない、ミルク泡だて機能なしのバージョンです。
ミルクの泡立て機能については、エスプレッソマシン編をどうぞ。
真空パックされたカプセルコーヒーをポンと入れ、ボタンを押すだけでコーヒーが完成しちゃう。なんて便利なんでしょう!
新鮮で美味しい。カプセルだから手が汚れないのも嬉しい。
CMや店頭ではそんな夢のようなセリフで売られています。笑
でも実際は、難しいのかな。ドリンクバーのコーヒーみたいなもんじゃないの?豆はどうするの?
そんな疑問とともに、詳しく見ていきましょ〜!
模式図で、どんな構造か見てみましょう!
マシンを側面から見た図で解説します。(機種ごとに細かな仕様は異なります。)
- 背面に水のタンク(イラストでは右側)
丸ごと取りはずせます。ここに入れた水を沸かしてコーヒーを淹れます。
- 上部には穴が空いています。
カプセル型コーヒーを入れる穴。そのまま内部の定位置に収まります。
イラストではカートリッジと書いてますが、カプセルのことです。すみません。
- 手前のレバー(イラストでは押し下げた状態です)
押し下げることで、カプセルに穴を開けます。これで抽出準備完了。
抽出直前までは密閉なので、粉が新鮮さを保たれています。
- 操作パネル。
電源ボタンと、コーヒーの湯量を選ぶボタン。
エスプレッソかレギュラーかなどを選び、ボタンを押すと規定量のお湯で抽出されます。
-
抽出口
コーヒーカップを直に置いて抽出します。
- カプセル受け(ゴミ箱)
抽出完了したカートリッジは、ここに落ちてきます。
ある程度溜まってから捨てれば良いのでまとめて抽出するときも、手は汚れません。
以上です。
と、この解説の順番に沿って、お水と豆をセットして、レバーを引き、抽出ボタンを押すだけで、コーヒーが完成するのがお分かりいただけましたか?
本当に簡単で、無駄がないでしょ〜?
これが、カプセル型コーヒーマシンの素晴らしいとこなんです!嘘偽りなく、簡単なんです。
だけどカプセルのコーヒーって、どうなの?良いの?
そして、このマシンの最大の特徴は、専用のカプセル(に詰められた)コーヒーを使用するということ。
専用のカプセルでしか淹れられないのです。
え、大好きな店の豆で入れたかったのに〜。じゃあいらないや。って正直一気にテンション下がりますね。
私もそうでした。こんなパックの豆なんか飽きるでしょ。そもそも美味しくないんじゃない?と。
確かに、他の豆は使えません。
でも、他で買わなくていいくらい、美味しい豆の品揃えが充実してるんです!
まず、豆は結構美味しいです!そのベースがあった上で、季節ごとに種類が加わったりもするし、フレーバーも豊富。楽しめる工夫がいっぱいなんです。
酸化しない個包装も嬉しいです。
コーヒーは鮮度が命ですから、いろんな豆をご家庭でまとめて試すって、結構難しいですよね。豆で買ってきてもやはりそこまで種類豊富にストックできません。どんどん酸化しちゃうしね。
ですが、これなら1杯ずつ好きな味を楽しめるんです。どっしり系が好きな人と、軽めの味わいを楽しみたい人。エスプレッソ飲んでみたい人が同時に違うコーヒーを飲める。これってすごく嬉しいことだなって思います。
オフィスで喜ばれるのにはこんな理由があるのかもしれませんね。少し試した味が美味しくて、週末同じ豆のコーヒーを買って自分でドリップしてみたくなるかも。
もちろん賞味期限はありますが、光や空気を遮断したパッキングなので、普通の豆より何倍も長持ちします。
淹れたときもとっても濃厚で良い香りがします。是非一度試してもらいたいな。
さらに1杯ずつ淹れるからスプーンで粉を測らなくていいんです。他の器具が要らないんです! もう、買うしかないね。 あ、止まらなくなってきたのでこの辺で。
ただ、このカプセルが結構良いお値段で買うのを諦める方もいるそうで〜す。プリンタの本体とインクの関係によく似てますね!
次回、実際に淹れてみよう!乞うご期待!!
すみません。淹れる前にかなり時間を費やしました。そろそろ淹れましょう。
と思いましたが、長くなったので淹れ方は次回に持ち越します。
このイラストの、スタンバイ状態から後編を書きます。これは、水を入れ、余熱ボタンを押して準備が完了した!という状態です。
というわけで、次回実際に入れる過程を紹介しますね!お楽しみに〜。
コーヒーの楽しみ方は本当に色々ありますね。すごいな。
注)この記事は、2017年9月7日のBlogに加筆修正したものです。