こんにちは、茶谷順子です。イラストと文章で、コーヒーの楽しみ方を紹介するブログ、第23回目です。
今回は、カプセル型コーヒーマシン(後編)使い方です。
前回はマシンの構造と、カプセルの良さについて紹介しました。
今回は実際の使い方について。お水は背面のタンクに入れて、湯沸かしの電源を入れてあるとこから説明スタートです!
カプセルポン、レバーを下げたらスイッチオン。
今回は「ネスプレッソ」という機械をモデルにして紹介しています。(自分が使ってたから。)細かな部分は機種によって違いますので悪しからず。
左のイラストから順に説明しますね。
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お湯が沸いたことをランプで確認しておく。コーヒーカップを抽出口の下にセット。
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マシン中央の穴(上部の窪み)に、カプセルを投入する。
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レバーを手前に下げる。レバーを下げると、内部でカプセルに穴が開けられ、コーヒー抽出の準備が整います。
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抽出スイッチを押す。自動で抽出開始。
- 20-30秒で抽出が自動的に終了!
以上です!どうしましょう!もう書くことがありません。笑
1杯取りだから、計量さえ不要。
初期設定時に、抽出量の設定をするので普段は本当に簡単なんです。
他の方法のように、お湯の注ぎ方、蒸らしの待ち時間、機械の扱い方など、人が注意することがほぼありません!
では、マシンが抽出する光景を見てみよう。
ポンと入れたカプセルは、内部の定位置に収まります。
レバーを下げることで、自動で穴が開けられます。放射状に穴が開き、満遍なくお湯が当たるようになっています。(技術の説明は、企業のHPをご覧ください。)
抽出ボタンを押すと、3-5秒くらい圧がかかるのを待ちます。その後ポタポタ、ツーーーって感じでコーヒー液が落ちてきます。
そのまま滑らかに抽出が続き、規定の量までくると自動でストップ。
だからボタンを押して、その場から離れても全く問題ないんです!嬉しすぎる!
で、どんな味わいなの?ドリップみたいなの?
前述の、ツーーーって落ちている時に、美しいクレマがどんどん落ちてきます。カフェオレ色のクリーミィな泡のような質感です。
その抽出液はカップの中で対流しながら、だんだん濃い色のコーヒーに落ち着いていきます。
仕上がりクリーミィで香り豊か。ベルベットのような上部のクレマが特徴的です。
味わいは濃厚。基本的にはエスプレッソ寄りの味です。
クリアな味わいのドリップが好きな方は、ここにお好みでお湯を加えるのがいい気がします。
使用済みカプセルはどこへ?汚れないの?
話を使い方に戻しましょうね。
抽出が無事完了したら、レバーを引きあげます。すると、小さくカタン、と音がします。
カプセルが、外れて本体下部のコンテナ(ゴミ箱)に落ちてきた音です。リセット完了です。
これで続けて新しいカプセルを投入して、そのまま次の1杯を入れられるんです。
だから連続抽出もできるし、汚れ物であふれちゃうってことがありません。
コンテナのサイズにもよりますが、少なくとも10杯分は溜めておけます。使用済みカプセルにほぼ水分はないので、処理も時間のある時で構わないんです。
うーん。便利!
カプセル型のコーヒーマシン、改めて本当に優れものだな。と思いました。
時短で汚れ物も少ないし、味も超安定。使い方も簡単。
私は手で淹れる方が好きだけど、機械でこんなに美味しく淹れられるって画期的でした。
作る方が美味しいコーヒーを飲んで欲しいって思ってる証拠です。嬉しくなります。
もし、機会があったら積極的に使ってみてください!近未来の味を楽しみましょう!
注)この記事は、2017年9月12日付けのブログをリライトしたものです。