こんにちは、イラストレーターの茶谷順子です。
皆様、唐突ですが、YouTubeはご覧になったことありますか?更に、お好きな番組を登録していらっしゃる方はいますか?
私は最近、大好きな山内惠介さんがYouTubeを始めたので、早速登録しています!こないだもライブ配信を楽しく拝見しました。
…そんな話はさておき、番組の初めと終わりにはタイトルカットが流れますよね。「あ、この番組だな」とひと目で分かるように。
今回のオーダーはまさにそれ。YouTubeのタイトルカットを描かせていただきました!オーダー主さんのサイトはこちら、「屋島工房チャンネル」香川県のライディンググローブの専門店です。事例紹介の後に、ぜひ本編もご覧ください。
屋島工房様、ご注文と掲載の許可、まことにありがとうございます。(画像の転載、ダウンロードは固くお断りいたします。)
「怖そう。ではお客さんが来ないでしょう」
こちらが、屋島工房さんのタイトルカット画面です。優しそうな笑顔と、上質なグローブがポイントです。
ライディンググローブ専門店ですが、「怖そうな雰囲気では、お客さんが寄ってきてくれませんからね」と、私のイラストの雰囲気を活かして、上のようなキャラクターを描かせてくれました。
確かにそうですよね。どんな人でも、笑顔や柔らかい雰囲気で話してくれる方が、とっつきやすいですもんね〜。こんな笑顔の店主なら、視聴者の方も、安心してくれるんではないでしょうか。
でも、最初はもっと硬かったんです。
と、完成したから言えるのですが、最初はやっぱりどのくらいまで柔らかくしていいのか、さじ加減がわからず、ラフを見せながら徐々に柔らかくしていきました。
こうして書くと、煮物の確認みたいですね。
バイクのグローブ=男らしさを勝手にイメージしちゃうとこ、私もまだまだ先入観で描こうとしてたな。と今思えば反省です。
こちらの画像が、屋島工房の店主さんです。この職人さんっぽいはにかんだ笑顔を見ながら、以下の様なラフを描いていきました。
どうでしょうか。最初のおためし版!大分硬めです。実は、私もこれがいいと言われたらちょっと困るな。と思いながら見せてました。そんなに悪い返事ではありませんが、「もっと思いっきり柔らかい感じでいいですよ〜!」と言うコメントも返ってきました。
更に「怖そうな雰囲気では、お客さんが寄ってきてくれませんからね」と言う意見もいただきました。それなら・・・と一気に可愛く、親しみやすい雰囲気に切り替えて描いたのが、最後の1枚です。どんどん若返ってますが、面影ありますよね。お気に入りです♪
こうやって、ラフを見せながらお客さんの望むイメージはどんなものなのか。似てると言うことより大事な部分はどこなのか。を想像しながら考えて描いていきます。仮説と検証です。笑
だから、お客さんが言葉にしなかったとしても、こちらが想像して描く場合もあります。また、お客様からの言葉の中にヒントが隠されていることも多いです。接客や営業のお仕事と一緒だなあ。といつもこの段階で思います。
ちゃんとお客様の気持ち、隠れた気持ちを汲み取れているかな。と。
そして、今はこのかわいいキャラクター(自分で言う)が、YouTubeのタイトルを飾ってくれています。
番組では、グローブ屋さんの日常や、マニアックな話題を楽しめます。
これが、完成したタイトル画面です。ぜひ、実際の番組もご覧になって見てくださいね。私もいくつか拝見しました。
- アイロンのかけ方
- 縫い方の違い
- 革のお話
- お金の話
- 屋島鞄の話
などなど、、、他にも盛り沢山で結構面白いんです。チャンネル登録ももちろんしてます!私の画面内では山内惠介さんの下にボタンがあります。😁
店主さんのグローブに対する想いが毎回違う角度から伝わってきて、物づくりの面白さを感じられます。もちろん、バイクに乗る方は、実際に購入の検討にもなるんでしょうね。
こちらともう1枚、エンディングのカットも描いています。店主さんと一緒に登場しているワンちゃんは、動画の中で撮影の邪魔をしそうになる場面があったので、ここで正式に登場してもらいました。笑 本編では姿が見えませんが、もしお店に行ったら、出会うかもしれませんね。
YouTubeは、色んな番組があるので差別化が大変かもしれません。
だからこそ、自分だけのイラスト、自分の言葉で話す。自分のこだわりを伝えることが、まずは大事なのかな。と感じました。
そしたら、本当に必要としてる人が来てくれた時、信頼してもらえるのではないかな。
私もそのお手伝いができるよう、これからも精一杯頑張っていきたい、と思いました。屋島工房様、お声がけいただき、ほんとうにありがとうございます。屋島工房さんの、YouTubeはこちらからどうぞ!
皆様も、自分だけのイラストを使ったアイテムを作りたいと思ったら、どうぞお問い合わせくださいね。と言うわけで、エンディングカットもご覧くださ〜い。