こんにちは、茶谷順子です。
このブログは、コーヒーを美味しく楽しむコツをできるだけ簡単に楽しく共有して、コーヒータイムを楽しむ人を増やしたい!と思って書いています。
今回は、ずいぶん昔、自宅の器具でミルクを泡立てたいなあと思ってやってみた方法です。
専門の器具は何も持ってないけど、美味しいカフェオレに憧れ、お鍋にミルクを入れて、泡立ててみました。
果たして、美味しいミルクはできたのでしょうか?
特別な道具がなくても、作れるかな? 多分、作れるんじゃない?
必要な道具は、片手鍋と泡立て器。牛乳と、ガスコンロです。
ハンディミルクフォーマーなんて販売される前で、電動のエスプレッソマシンもまだ持ってなかったと思います。多分、直火式のエスプレッソメーカーのコーヒーに合わせたかったんだろうな。
ネットで他の人の情報を見ながら、自分でもやってみることにしました。実況中継風に描いたので、どうぞご一緒にご覧ください。
急に沸騰させないように、中火であっためます。
と言っても、工程はいたってシンプル。お鍋に牛乳を入れて、泡立て器でシャカシャカ混ぜながら温めていくだけです。
こんな感じですぐにはあったまりません。
シャカシャカ混ぜてても、泡にならず、え〜、大丈夫なのかな。とテンションが上がりません。料理って、序盤はだいたいそんなもんですよね。
と、そうこうするうちに、若干温まってきて、小さな泡ができてきました。
泡立て器の効果はほとんどないような気がします。油断せず、膜が張らないように混ぜ続けます。
きっと、牛乳が70℃を超えてきたんですね。(牛乳は大体65℃〜75℃が美味しいです。)
この辺から一気に泡が大きくなって、どんどん液面が上昇してきます。
当時は温度のこととかわかってないので、混ぜてた効果かと、驚きつつも喜んでいました。
水の沸点は100℃ですが、牛乳はそこまでやるとマグマみたいな大きな泡になって、危険ですし、味も臭いのと焦げ臭いので絶対にやめましょう。
というわけで、どんどん泡がおっきくなってきたので、速やかに?大慌てで火から下ろしました。
麺類を茹でてる時もある一定の温度になると、急にこういう感じになりますよね。最後の方、泡立て器はほとんど無用でした。笑
なんだか、味がまろやかな気がする!
というわけで、最初はのんびりしてたけど、最後はエクスプレスで泡立ったミルクを、用意しておいたコーヒーに注ぎます。
さっきまで、ぶくぶくに泡立ってたミルクですが、注ぐ時はただのあったかい泡無しミルクに戻っておりました。。。
味も割と普通に美味しいね。というもので、ふわふわのスチームミルクとは全く違う、さっぱりしてほんのりまろやかな口当たりです。お鍋でしっかりあっためたので、注ぐ時はちょっと嬉しいですけどね。
でも、一手間かけた美味しさはレンジより上です!
でも、本当にこうして飲んでみると、カフェで入れてくれたカフェオレのような気がしてくるんです。
レンジでチンってしたミルクのほうが、適温で止まってて簡単で美味しいのかもしれないのに。
わざわざ泡立てて、片手鍋を使って洗い物を増やしてもこのカフェオレは優しくて美味しいなって思います。
思い出そうと思って、先週やってみてそう感じました。あとは、ハチミツなんかを垂らしても美味しいかもしれません!器具を買わなくてもちょっと楽しみたい時、試しにやってみてくださいね。
※この記事は、2018年1月7日のブログをリライトしたものです。