こんにちは、茶谷順子です。
私はイラストを描きながら、カフェで働いていました。このブログは、カフェ店員なら大体知ってる知識をお客さんとお話するような感じで紹介したい。できるだけ簡単に楽しく。と思って書いています。
今回は、ホイップクリームの美味しそうな巻き方(実践編)。
水入りカップか、お皿の上でいざ実践しましょう。
美味しそうなホイップは、滑らかで軽くて、ふんわり。
まずは、この体勢を思い出してください。前回説明した基本姿勢です。
液面とボトルを垂直に。
スプレーボトルは、レバーを引いてる間だけホイップが出続けます。外せば止まります。
そして、次のイラスト2枚を見て、実際に巻く前に、エアーで、巻いてみてください。
ホイップは、上に向かって巻いていくよ。
- 左。手を横に動かしながら巻いています。
ぐーるぐーるとゆっくり表面を覆いながら、隙間の出ないように丁寧に円を描く感じ。
手も結構表面近くから離れません。
ゆっくりペッタリ巻くので、徐々に沈み、使用量も多め。見た目は綺麗でも、ちょっともたれそう。弧を描くことに執心しすぎると、こういう巻き方になります。
- 右。上に引き上げるように巻いています。
くるくるすっ、という感じで、螺旋を描くように巻いていきます。
手はどんどん上昇します。大体3巻くらいですね。慣れてると片手でやれちゃいます。そのくらい、軽く巻くのもいいと思います。
上に引き上げて浮かないのかって?心配ご無用です。引力があるので着地してくれます。
ふんわり巻けば重さも少ないので、つぶれることもなく、滑らかで軽さを残した仕上がりになります。とは言えクリームなのでカロリーは…。
最後はツノをツンっと。
綺麗に巻けたら、最後の仕上げです。
ホイップしながらてっぺんの位置で止め、口金部分をほんの少し下に押さえて、レバーを外せば、ホイップが止まります。そのまますっと引き上げましょう。
あまり強く押さえると型崩れします。当然ですね。笑
これで綺麗なホイップクリームの完成で〜す!できたかな?
初めは難しいかも。液体の上にホイップする時のコツ。
今まではホイップの巻き方説明でしたが、それを液面で行うのには、もひとつコツがいります。
それは、液面が揺れてない状態で巻き始めること。
イラストのように、液面が落ち着かないうちに急いで巻き始めると一緒にホイップが流れていっちゃうんです。追えば逃げての方式です。知らんけど。
始点が定まらないので、うまく円をかけず、ただの残念な白い塊になってしまいます。
落ち着かせてから一気にスルスルっと巻いてあげたら、きっと美味しそうなホイップクリームが巻けます!きっとこんな感じに。
どうでしょうかね!
美味しいの巻けそうな気がしてきましたか?
家庭でのホイップ作りは氷水の上で、ミキサー使って作る手間がありました。好きですが、飲み物のためにはさすがに手間かけすぎかと思います。
スプレーボトルならその手間を省いた分、練習できますよね。ぜひ、綺麗なホイップできるようになって、ココアやコーヒーに乗せて楽しんでみてください。
※この記事は、2017年12月5日のブログをリライトしたものです。