こんにちは、茶谷順子です。
このブログはコーヒーを美味しく楽しみたい人に向けて描いています。あまり使ったことのない器具は、勉強しながら書いてます。
今回は使ったことのない、パーコレーターについて描きます。
煮出しタイプです。煮出すといえば麦茶くらいしか思いつかないのですが、まさにそんな感じでした!
どんな特徴なのかな?
パーコレーターの見た目はこんな感じ。
小ぶりのポット、またはアルミの急須みたいです。
入れ方はシンプル。
粉と水を入れて火にかけ、沸騰したお湯が粉を循環して段々濃ゆくなり、適度な色になったら火を止めて完成です。
この適度な色の見極めがポイントみたいですね。
でも一体、どこに粉を入れるんでしょう?
というわけで構造を見てみましょう。模式図風に描いてみました。
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本体
直接お水を入れます。
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内部にあるバスケット
コーヒー粉を入れます。挽き具合は粗挽きです。
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透明な蓋のノブ
透明なのがポイント!お湯の通り道になっていて、ここで液体の色を判別できるんです。
内部パーツの部分をさらに詳しく見ていきましょう!。3つに分かれる構造になっています。
・柱部分
容器を上下に支えます。柱の上の部分はノブにピタっとセットされて、液体が対流する仕組みです。
・蓋部分
粉を入れたバスケットの上にセットします。
・バスケット部分
粉を入れて、蓋とともに柱にセットします。
いかがでしょう?今までの抽出器具とはまた違う構造です。面白いですよね。
どうやって抽出するのかな?
では淹れ方について。
先ほどのバスケットに粉を入れます。水を入れてセットし、直火(弱火)にかけます。
エスプレッソメーカーと同じですね(^^)
違うのは循環するか、ワンウェイか
エスプレッソメーカーは、沸騰したらすぐ完成でしたが、パーコレーターは、何巡かさせるのです。
イラストの矢印のように、ぐるぐると器具の中で粉の部屋を通りながら、コーヒー液が循環していきます。
弱火で煮立たせながら、徐々に沸騰してくると蓋のノブまでお湯が上昇してきます。
最初は、透明なお湯の色が、コーヒーの部屋を通ってくるので、だんだんと茶褐色のコーヒー色に変わっていきます。
おおよそ、2分ほど循環させて煮出すと完成です。
この見極めがなかなか難しい気がしますが、見極めながら完成を待つのも、緊張感があっていいですね。
そしてこれでいい!と思ったら、火を止めて、カップに注いで完成です。この基準は、2分と書きましたが、個人の感覚に任せられてるようです。この大らかさがパーコレーターの最大の良い点です。
この子が似合う場所は、やっぱりアウトドア!
炎と太陽の光を感じながら、細かいことは気にせずに飲むコーヒー、繊細な味とはまた別の美味しさがありそうです。
アウトドアで楽しんでる動画も結構紹介されていて、見ていると、ああ、いいなあって思います。
外で使える色んな器具で飲み比べても面白いかもしれませんね。
私は・・・プレスを持って行こうかな。
※この記事は、2018/01/27のブログをリライトしたものです。