こんにちは、茶谷順子です。このブログは、コーヒーを美味しく楽しみたい人に向けて描いています。
ほんの少しコーヒー好きを認知してもらえたみたいで、テレビでコーヒー特集をしてたよ。と複数の方に教えてもらいました。
美味しく淹れるコツは、蒸らしと、止め。
教えてもらったのは「マツコの知らない世界」のコーヒー特集と、「ズムスタ」の純喫茶に詳しいイラストレーターさんが出ている回でした。マツコさんの方は、録画して見れました。
番組内ではドリップ指南があって楽しかったです。マツコさんもプロの方も淹れてて、なるほど〜〜!と思うとこが多かったです。プロの淹れ方と同じくらい、プロじゃない人の淹れ方も気になります。
自分が普通だと思っているやり方は、決して皆が同じようにやってないんだとわかるので、とっても勉強になります。
蒸らしと、適量で止めるのが嫌。という方が多いようです。(私しらべ)
でも、この2点を守ればもっと美味しくなりますので、よかったらお試しください。詳しくはハンドドリップの回をどうぞ。
純喫茶、いい響き。
あともうひとつの「ズムスタ」の純喫茶巡りは見逃しましたが、どんなとこに行ったのでしょうね。
私が、純喫茶と聞いて思い出すのは、日比谷にある「純喫茶 日比谷」です。薄紫の看板だったような記憶が残ってます。
店内は暗めの照明で、綺麗なカップがずらりとカウンターの壁一面に並べられていました。
その中から毎回違うカップで出されるのが楽しみでした。
一緒に行った友人とも違うカップで提供されるので、そのことや、近所の映画館で見た映画の感想を話したりしながら過ごしました。今でも日比谷というと、映画館、喫茶店のせいでなんとなく薄暗い室内が浮かんできます。
思い出のお店、あなたにはありますか?
他にも、亀戸の「侍」、南千住の「バッハ」、青山の「大坊珈琲」、渋谷の「ライオン」(これはクラシック喫茶)が思い出されます。
特に、青山の大坊珈琲が大好きで、結構行きました。
苦いのに、分かったふりして通いました。勤め先も近かったし。濃さが違うだけの5種類しかないブレンドの一番薄いのを、よく飲みました。
私は話しかけられなかったけど、マスターはどんな人にも優しく接してくれました。忙しい中でも静かな佇まいで、会話の途中でもお帰りのお客様にはきちんと会釈をしてお見送りしてました。
話しかけなくても、心地よく過ごせる接客の素敵さも、ここで感じてました。
今は、まさかの閉店でお店がなくなってしまったけど、私の手元にはお店で買った豆の瓶が今もあります。別のとこで買った豆を入れてますが、ラベルを見るたびに大坊を思い出します。
コーヒーと、卵パンだけのお店なら。
未だに、コーヒーのことがきっかけでお話をしてくれる人がいることが嬉しいです。
以前、知人から冗談半分本気半分でお店をやらない?と誘われました。コーヒー以外、何もメニューに出せるものがないから丁重に辞退させていただきました。
子供の頃から作ってるオリジナルメニュー「卵パン」とコーヒーだけを出すお店ならやれるんですけどね。
でも、イラストのことが全然夢の途中なので、まだあっためておこうと思います。
今回はこの辺でおしまいです!喫茶店の良さ、気になった方はぜひ堪能されてみてください!
※この記事は、2018年2月7日のブログをリライトしたものです。