こんにちは、茶谷順子です。
このブログは、コーヒーを美味しく楽しみたい人に向けて描いています。
今回も、実験です。前回のブログで牛乳でドリップして敢え無く失敗したことを書きました。前回の内容はこちらから。
そこでふと、思いついたんです。
プレスで淹れたら、どうなるのか?って。
紙を通さないから、目詰まりはしないはず!と思いついたら、やってみないわけにはいきません。
果たして、牛乳でプレスしたら、どんな仕上がりになったのでしょうか?
ほんの少しだけ、お湯を注いでから、スタート。
今回は、少しだけドリップの時と方法を変えました。
お湯をほんの少しだけ注いでから、ミルクを入れたんです。
紅茶でも完全ミルクだとお茶の成分が出ない時があるので、それに倣って、コーヒー粉が浸るくらいまでお湯を注ぎました。
淹れる量は適当ですが、あまり多すぎると実験にならないので、あくまでも少量に留めました。そこで一混ぜしてから次の工程へ移ります。
いよいよミルクを注ぎます。どうなるのかな?
そしてお次は、あらかじめレンジで温めておいたミルクを注ぎます。
あまり熱くしすぎると美味しくないので、ほどほどの温めにしておきます。
でも、コーヒー抽出の適温は90度以上なんですよね。まあお店によって低めの温度推奨してるとこもあるから、いいのかな。と、ここはグレーゾンにして、適量まで一気に注いでしまいます!
そのまま4分待ちましょう。…おや? 既に??
その後は、スプーンでよく撹拌し、蓋を閉めて4分待ちます!
もうここからは、いつもと全く同じ方法です。
でもね……
この瞬間からすでに、液体の色がカフェオレ色になってるんです!!
見た目はすっかりカフェオレ色に!
そのままおとなしく待ち、無事4分経過しました。
はやる気持ちを抑えつつ、プレスしていきます。目詰まりすることもなく普段どおりプレスできました。
なんと、きちんとカフェオレ色のコーヒーが完成しています!
そしてカップに注いだのがこのコーヒーです。ちょっと粉っぽいのは、まあ許容範囲です。
すごいです!ドリップではけんもほろろにされたので、いとも簡単にこの色に完成したのを見た時は、笑ってしまいました。
さすがプレス!大雑把な淹れ方でも受け入れてくれるなんて、なんか好感度が上がります。紅茶も淹れられるし、すごいなあ。
(けど、フィルターにミルクの成分が残ると徐々に目詰まりすることもあるかなと思い、この後念入りに洗いました。)
見た目はわかった。で、味はどうなの?
ですが、肝心なのは味!
飲んでみると香りが弱めで、粉っぽくてややぬるいカフェオレだなと思いましたがまあまあ美味しく飲めてしまいました!笑!
でもですね、この時、何も知らない妹がやってきたので、飲んでもらったら。
ごくごくと、普通に飲み干して美味しかったよ。と言われました!!!
私は普段と違う淹れ方で淹れたという先入観があるので、チェックも厳しかったのかもしれません。
すごいですよね。できちゃうんだなあとしみじみ驚きました。
実際にはきっとたっぷりのお湯で普通に淹れたほうがおいしいとは思いますが、牛乳度が濃い目のカフェオレにしたいなら、一度おためしください。
でも、私はぬるいからあっため直したくなったんです。
そうやってレンジに再度かけたりしてると、香りがどんどん飛んじゃうし、ミルクも2度あっためるの微妙なんで、やっぱり普通に淹れたほうが美味しいんだとは思います。
まあ、今回はプレスなら牛乳からいきなりカフェオレができた!というのを知れたので満足です。味の探求はまたいつか。
※この記事は、2018年3月9日のブログをリライトしたものです。