こんにちは、茶谷順子です。
このブログは、コーヒーを気軽に、もっと身近に感じてもらえたらいいなと思いながら私の主観で描いています。
今回は前回の続き、実になったコーヒーチェリーのどこからあの豆が採れるのかを書きますね〜。
あの小さな実の中に、種が入ってます。
答えは、このタイトルの通り。
コーヒー豆 = コーヒーの種(タネ)です。
楕円のコーヒーの実の中に、2粒、あの半円形の豆が抱き合わせるような形で入っています。これはフラットビーンと呼ばれます。あ、木の先端1割くらいは1粒だけしか入っていないものもあり、それは丸豆、ピーベリーと呼ばれます。
割るだけで豆が出てくるのかな?みかんみたいに剥けるの?コーヒートリオたちも疑問に思ってるようです。
いえいえ、結構外皮が硬く、実も薄いので、手で剥く感じではありません。そもそもあんな大量の実を手作業で剥くなんて無理ですよね。
じゃあ、どうやってあの豆の状態にしているんですかね〜?
詳しくは自分で調べましょう!ここでの紹介は、さわりだけ。
コーヒーチェリーを半分にカットすると上のような感じです。前述の通り、平たい豆が2個入ってますね。
その周りに外皮、果肉、パーチメント、シルバースキン、などなど細かい呼び名の豆以外の部分が何層かあり、その全てを効率的に味を損ねることなく取り除いてコーヒー豆になっていきます。
コーヒーの代わりに、桃や枇杷などの種を見てみるのもいいと思います。種をカットするのは硬いので枇杷の方がいいかも。桃の種はかなり硬いのです。
果肉を除去しやすくするために発酵液を入れた水槽につけたり、水洗いしたり、乾燥したり脱穀したりと、いろんな工程を経て、豆屋さんで見かけるあのコーヒー豆に変化していきます。
細かい工程は書こうと思えば書けますが、やめておきます。理由は私も読んだり教わっただけのことだからです。
もっと詳しく知りたいな〜!という方は是非コーヒー屋さんのセミナーや本で読んでみてください。
実際に加工の工程を知ると、面白いですよ!そして農家の皆さんに感謝しちゃうと思う。
もし直接会えたらその時にはもういいよってくらい話します。笑
※この記事は、2018年8月11日のブログをリライトしたものです。