茶谷順子です。2024年、今年もまた柿ちゃんを干しています。
日本各地で干し柿作りを楽しんでいると思いますが、柿ちゃんと呼んでいる残念な人は、私くらいだと自負しています。それでも柿ちゃんを呼び捨てにはできないのです。年中行事として干し柿作りの日々を投稿します。
なぜだか検索数が上がっている昨年の干し柿ブログはこちらです。
寒くならない秋に迷う
今年は特に残暑が長く、10月になっても20°を超える日が多く、正直にいうともう作らないでいようかと思いました。
いつも市田柿を購入している農家さんも販売を開始しないので、気温のせいかな?と思い、ダメ元で問い合わせました。すると窓口を変更されていたようで美味しい柿があるとわかってしまいました。
そうなると購入するしかありません!
一度に干せそうな数を入手して干し柿シーズンがスタートしました。
部屋干しで扇風機
私の干し柿作りの師匠は部屋干しで作っているので、私もそれに倣ってほぼ部屋干しです。
最初にしっかり熱湯に潜らせ、扇風機を当てていればカビたことは今のところ一度もないです。でも心配でアルコール(焼酎)の消毒スプレーも吹きかけます。
ゆっくり水分が抜けていくのを日々観察するのはとても癒されます。
市田柿は小ぶりなサイズなので、なくなっちゃうんじゃないかと心配になる程萎んで行きます。笑
現在2週間経過したので、モミモミして渋みが上手に抜けるようにお手入れしている毎日です。
このシーズンだけXでいろんな方の干し柿作りの様子を眺めて楽しんでいます。その中でも、私の師匠が作る干し柿は芸術品の域に達していて惚れ惚れします。
雨や湿気にはヤキモキするけど、こ時間をかけて美味しくなる柿ちゃんは、私たちを作る間中ずっと楽しませてくれます。
今は鼻を近づけると甘い香りがするようになってきました。そろそろ試食してみようかな。
全国の干し柿作りしてる皆さん、美味しくしあげましょうね〜!