こんにちは。イラストレーターの茶谷順子です。
イラストを描いてますって言うと、よく聞かれることをブログで答えています。今回のテーマはこちら。
「イラストってどこで頼めるの?」です。
個人的に、イラストを頼みたいなあと思った時のご参考になれば幸いです。なお、サイトの良し悪しは各自の判断だと思いますので、各サイトの利用規約はきちんとお読みくださいね。著作権や商用利用については各自ご確認ください。
大雑把には頼み方は2パターンに分かれます!
パターン1:在り物から選ぶ。既製のイラストを手に入れる。
パターン2:好きな作家さんに1から描いてもらう。
それぞれお寿司にたとえて、解説していきま〜す!
パターン1:在り物から選ぶ。
多くの皆さんが年賀状のイラスト探しなどで検索したことがあると思います。「猪 可愛い 干支」 とかで。それです。いちから描いてもらうのではなく、既に描いてあるイラストを手に入れる方法ですね。それにも2パターン、有料と無料に分かれます。
無料。ダウンロードしてそのまま使えてしまうイラストを入手する。
フリー素材というのが一番わかりやすいですかね。いらすとやさんは特に有名です。また、イラストAC というサイトは無料会員登録するだけで、無料ダウンロードが可能です。
あとは、書籍だと「カット集」というものが売られています。うちにもあります。まだネットが発達する前は、母が季節のイラストを切り貼りして町内会の会報などに使っておりました。父も社内報に綺麗な枠線などを使っていたような気がします。
これは、お寿司に例えると、試食コーナーです。無料だからといって、決してクォリティが低いわけではありません。なぜこれが無料でいいの?と思うのですが、それぞれ思惑があるのでしょう。
今後につなげる機会なのかもしれませんね。ですからきちんと、利用前に規約はご確認ください。
有料。サービスを提供している会社からイラストを購入する。
有名なところでは、PIXTAや、Adobe Stockなどがあります。ここに登録している作品群から、イメージに合うイラストを検索して、購入します。イラストそのものを買うというよりは、「規約の範囲内で使用する権利」を買う。というべきでしょうか。使える範囲はそのサービスによってまちまちなので、事前に確認する必要があります。
待たずに済むし、完成品が目の前にあるので、選びやすいというメリットがあります。
犬、子供、サラリーマン。というカットから、「真夏の海岸」「少年の夢」のような一枚の作品まで幅広い作品が用意されていて、便利です。
これは、パックのお寿司ですね。詰め合わせだったり、お稲荷さんだけ欲しい。ちらし寿司がいいなあ。という明確なニーズがある方向けです。お寿司のランクもスーパーの気軽なものから、デパ地下の豪華寿司までバラエティ豊かなのがいいです。
パターン2、好きな作家さんに1から描いてもらう。
こちらは既製品に対して、オーダーメイドです。その時もまた分かれますね。
色んな作家さんが登録してるサイトから、好みのテイストの作家さんを探す。
個人の方でも、オーダーメイドでイラストを描いてもらいたい!という方に向けたサービスがいろいろとあります。人気のサイトは、ココナラや、ランサーズなど。お耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。金額も、納期も相談しやすいのが良いところ。SNSのアイコンや、似顔絵から商業向けのイラストも発注できる対応の幅広さも、ありがたい。
これは回転寿司ですね!100円が売りのとこもあれば、回転だけどそこそこのお値段もするお店もあるという感じ。ただ価格がわかる安心感はありますね。
また、広告代理店の方や編集さんはイラストレーターズ通信や、エージェンシーに登録しているイラストレーターさんに依頼することも多いでしょう。こちらは、クォリティや経験重視の場合も多く、法人のみ受付の作家さんもいるかもしれません。ちょっとお高いかな?という先入観がありますが、相応の仕上がりが期待できますよね。ただ、個人的に価格を聞いたわけではないので悪しからず。
これは、回らないお寿司やさんですね。期待が膨らみますが、不安もよぎります。入口にランチのオススメは載ってますが、時価の商品もあります。ここに切り込むのは勇気がいります!でも、メニューがあればそこから試していけます。
それで美味しければ、あ、満足できたら、少しずつランクアップしていつか時価を聞いてお願いする、そんなことも楽しめます。
幾つかのサイトを比較し、自分が好みだなと感じるところを決め、更に自分好みの作家さんを探すのは宝探しのようでワクワクするかもしれませんね!
ラストは、好きな作家さんに直接頼む。
この人に描いて欲しい!というストレートな依頼です。
よく、InstagramやTwitterなどで「お仕事募集中、ご依頼はDMで」というカジュアルな発信を見かけます。そこから、メッセージ経由でお願いしてる方もいらっしゃると思います♪
いきなり、パッと見てオーダーする人は多くないかな。何かのきっかけで見かけて、「この絵好きだな」って思ってフォローをしたり、HPの作品を見たりするんじゃないでしょうか。そしてその方の人となりも知って、安心できたら、チャンスが来たらお願いしよう。となる気がします。
これは、近所のお寿司やさんです。価格ではなく、「このお店に行ってみたい!」という気持ちが優先なのです。お手頃価格かもしれないし、変なキャラの主人かもしれませんし、独創的なお寿司がオススメかもしれません。
近所と書きましたが、心の距離が近いといったほうが正しいかな。
いかがでしょうか?イラストの頼み方といってもいろいろありますね。その先に、作風や、納期、金額、お互いのフィーリングなどがマッチしないと依頼には繋がらないかもしれません。
でも、イラストレーターさんはあなたの依頼を心待ちにしていると思います。どのサイトを覗いても膨大な作家さんの数に驚きます。そしてお上手!私も精進しようと思いま〜す。
もしイラストをご依頼する方法にお悩みでしたら、以上を参考にしてみてくださいね。あ、私もオーダー随時受け付けていますので、どうぞよろしくお願いします。ご依頼についてはこちらからどうぞ。
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