昨日、黒松の松之助の芽摘みをしました。
前回まで、ずっと伸びた葉っぱを切っていました。ひょろーんって長いのが間延びして見えるので、短くしてました。
でもダメなんだって元庭師のカメラマン、岩松さんに教えてもらいました。
確かに切った後先端が黒くなって全然伸びないんです。普通の葉っぱも半分に切ったりしませんよね。ちょっと考えたらわかるのに。
じゃあどうしたらいいのかな?って聞いたら
抜くんだよ。って教えてもらいました。
こんなにツンツン伸びてるのを全部抜くの〜?って思ったけど抜くんだって。
知らなかったけど確かに盆栽祭りで見たら、それぞれ7本ずつくらい残して綺麗にしてありました。
短いのは真柏(別の松の種類です)を見て勘違いしてたんだな〜。
お店の人にもずっと悩んでたことを聞いたら即座に解決してくれたので、それも実践しました。
他にも、弱い枝そのものは根元から切るそうです。そして風通しを良くして、芽摘みをして、光合成もできるようにしてあげるんだって。
一回で全部芽摘みをすると、バランスが悪くなるから、弱いのから順番に3週間に分けて行いましょうって「初めての盆栽」には書いてありました。
これ、昔、園芸関係のイラストを描いていた時に資料として買ったのですが、今は大事な参考書です。
でも、適期を2ヶ月ほど過ぎていたので、もう遅いんです。全部の枝がわんさか伸びています。
とはいえ、あまり一気に減らすと光合成が心配なので、枝を2本落として、前回切ってしまった葉っぱを抜きました。
あとは来週、そして9月になったら肥料を与えて、元気に育てます。
松之助が元気だと、なんだか嬉しくなります。