ゲルマーカーってどんな画材なの？

私は、PILOT社のゲルマーカーで絵を描いています。

残念ながら、既に生産終了してしまって、会社のウェブサイトからも情報は削除されています。現在は、在庫品が販売されているのみになっているようで、ネットで見つけ次第買い集めている状況です。

ただ、それでも状態は全く遜色ないのがとても嬉しいです。

 この絵は、春が勝手にやって来ちゃった様子を描きました。

春って、皆がウキウキして出かけたくなるけど、いろんな状況で出かけられない場合もありますよね。でも、春は勝手に私たちのところまでやって来ます。

メジロが鳴いたり、球根が発芽したり、二度寝が幸せだったり。

これが私愛用のゲルマーカーたちです。ああ、可愛らしい。

最初は紙箱の6色入りだけで描いていました。それまではアクリルガッシュで描いていたんですけど、水を使うのが面倒でした。

なにか手頃な画材がないかな？と、ハンズで見つけて試しに使ってみたのがはじまりでした。替え芯で何度も本体を使えるのも気に入って、ずっと今日まで愛用させていただいています。

その後、12色の方も追加し、メタリックカラーなども時々使っています。ゲル素材なので、クレヨンよりも柔らかくほんの少しみずみずしいので色同士を紙の上で混ぜながら描くこともできたり、自分なりの試行錯誤で自由に描いています。

この見た目から想像するに、きっとプロ仕様ではないと思っています。けど、私にとっては、他には変えられない、唯一の画材です。

用紙も目の粗さがちょうどいいのを選んで使っています。紙の名前を確認する際、画材屋の店員さんには「安い画用紙じゃないですか」とつっけんどんに言われたときは、そんなぁ・・・と思いましたが、それでも私にはこれが一番相性がいいので、気にせず使い続けています。

あ、でも、結構気に入った線が描けるまで失敗の連続なので大量買いをしており、結果的には、高い用紙や絵の具を適量購入したのと同じくらい材料費はかかってます。←誰への説明なのこれ。

こちらは、ゲルマーカーの替え芯のストックです。左はすぐ使えるように並べたもの。右の白い箱には5本ずつ入っています。真ん中のは箱がなかったもの。

つい最近、一番よく使う青が20本を切りました。ああ、もう在庫も無くなって来たしそろそろ本気で、新しい画材探さなくてはと絶望的な気持ちになりました。

ですが「ゲルマーカー　代替品」でネット検索したとことろ、まだ在庫品を販売していることがわかり、大人買いをしてしまいました。

どうか、だれも検索しませんように・・・。

私が最後の１本まで購入したいと切に願っています。特に、ブルー、レッド、ピンク、ホワイト、イエロー、ああ、全部の色になっちゃいそう。

というわけで、在庫も気にせず、作品を制作していますので、ぜひ皆様、こぞって遊びに来てくださいね！

以上、PILOT社には在庫を融通してもらいたいけど、他の方には在庫を見つけられずにいたいという自分だけの都合良い展開を望む気持ちが滲み出る投稿でした。でもほんと、ゲルマーカーが大好きなんです。後継品のクレオロールももう生産終了してるし、クレオロールはやっぱりゲルマーカーとは違ってたし。ブツブツ・・・